アートで元気になるプロジェクトニュース

アートで元気になるプロジェクトのニュースと活動記録です。

アートで元気の天王寺公園長生庵企画イベント終了しました!②

長生庵イベントの続きです。

数年前に石川県の能登地方を訪れた時に見た「花嫁のれん」が

とても美しく、それにまつわるお話にも感動し、

いつか大阪の方々にもお見せしたいという願いが叶いました!

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花嫁のれんとは、

花嫁のれん」は、幕末から明治時代初期の頃より、加賀藩能登・加賀・越中に見られる、庶民生活の風習の中に生まれた独自ののれんで、嫁入り道具の一つであり、実家の家紋が二つ染め抜かれた、華やかなのれんです。

花嫁が嫁入りのときに「花嫁のれん(男が婿入りするときには「花婿のれん」となります)」を持参し、花婿の家の仏間の入り口に掛けられます。玄関で合わせ水の儀式を終え、両家の挨拶を交わした後、花嫁はのれんをくぐり、先祖のご仏前に座ってお参りをしてから結婚式が始まります。

この説明を読んだだけでも、その場面が目に浮かぶようです。

今回は中能登町の方々のご協力により、花嫁のれんを展示することが出来ました。中能登町の広報誌にも掲載してくださり、大阪在住の中能登町の方も多数来場いただき、とても喜んでいただいたのが、うれしかったです。

中能登町の町長さんからもお花をいただきました^_^(下の画像の左下です)

ありがとうございました!

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さらに今回は男性が婿入りする時に持参する「花婿のれん」も登場しました。

こののれんのことを中能登の方の聞いた時は衝撃でしたが、

なるほど・・・という思いでした。全般で青い色が多いようです。

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奥の茶室には色打掛も展示しました。これは中能登のものではありませんが・・・

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最後に庭から見た画像をご覧ください。

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この画像で見るよりも美しいですよ。

皆さん、能登に行かれる際は是非、七尾で花嫁のれんをご覧くださいませ。