アートで元気になるプロジェクトニュース

アートで元気になるプロジェクトのニュースと活動記録です。

隠岐の島の海士町へ行って来ました!②

さて、前回の続きです。

なぜ、海士町は成功したのか?

それはやっぱり人ですね。

ここで働く人たちは地元の方や移住してきた方です。

皆さん共通なのが活き活きとしていることです。

特に役場の方や教育関係の方はやりたいことがあって、

その仕事についているみたい。

安定とかを求めているんじゃないって感じました。

土曜日の夜に開催されたビアガーデンは役場の主催ですが、

すごい人と盛り上がり!

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役場の皆さんが売店を出されて、いろんな食べ物や飲み物を販売しています。

盛り上げようという気持ちがいっぱい感じられます。

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場所はフェリー乗り場の横の広場。

ここはこうした催し物用に作られているんですね。

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カラオケタイムがあり、地元の方々が出てきて、

異様な盛り上がり!思わず、私も飛び入り参加!

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熱唱してしまいました(笑)

この町ではもうすぐこんなお祭りも開催されるようです。

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キンニャモニャ祭りです。

しゃもじを持って踊るようです。どうしてこんな踊りになったか?

 様々な説があるようですが、よくわかりません。

しかし、真ん中の男性モデルを見たら、楽しんでもらいたいという気持ちが

伝わってきますね。

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泊まった宿の女将さんも踊ってくれました。

とてもリズミカルで楽しい踊りです。

自然と体が動き始めます。

やっぱり楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってきます。

最後の別れの時には紙テープがいっぱい!

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こんなシーンを見るのは何十年ぶりでしょうか。

今でもあるんですね。そしてとても胸が熱くなりました。

見えなくなるまで、手を振り続けてくれる人たち

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私は今回の短い旅で思ったのは、この町で働く人たち、すべてとは

言いませんが、生きるためというより、自己実現のために

働いているような気がしました。

町の高校では個人の才能を伸ばすための教育をしているようです。

東大の学生や院生がボランティアでいろいろと教えに来ることもあり、

人が人を呼び、お互いに高め合っている。

それがさらに人を育てていく。

高校は島内はもちろん、県内、県外からも入学してくるようになりました。

勉強が出来る人を育てるのではなく、生きていくことが出来る人を育てる。

それはいろんな人との対話の中で生まれてくるもの。

この町に移住したくなるのもわかるような気がしました。

最後に町の自慢が書かれた本の一部を紹介します。

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移住したくなった人は是非!